Honda PCX HYBRID
PCXをベースに、新たに搭載した高出力型リチウムイオンバッテリーをエネルギー源として、エンジンの始動や発電を担っているACGスターターに駆動アシストの機能を追加。
エンジンへのモーターによるアシストを行うことで、従来の同クラススクーターを超える機敏なスロットルレスポンスや高い動力性能を実現しました。
走行状況やライダーの好みに合わせて、モーターのアシスト力を変更できる2つのモードを設定。
快適な走行と適度なアシストを両立し低燃費に寄与する「Dモード」と、アシストを強めてよりスポーツ性を高めた「Sモード」により、モーターアシスト特性の切り替えを可能としています。
PCX HYBRIDではシート下のメットインスペースにリチウムイオンバッテリーを収納しているため、既存のPCXに比べ後方スペースが埋まっています。
現時点では受注生産扱いになっており、
車体色もパールナイトダークブルーの1種類になります。
メーカー希望小売価格は432,000円で、
PCX 125と比べると100,000円程高く、
125ccクラスとしては高価です。
モーターによるアシストは発信時のスロットル操作にともなう開始から約4秒間のみ。
なので走行中はアシストしてくれません。
ただ、スロットルの開閉動作を行えば再アシストしてくれる模様です。
あとはリチウムイオンバッテリーの寿命がどのくらいなのか、
モーター作動による駆動系の消耗はどうなのか気になるところです。