SUZUKI KATANA
2019年5月30日よりSUZUKIの新型「KATANA」が発売されます。
ミスティックシルバーメタリック(YMD)
グラススパークルブラック(YVB)
エンジン型式:水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ
排気量:998cm3
最高出力:109kW〈148PS〉 / 10,000rpm
最大トルク:107N・m〈10.9kgf・m〉 / 9,500rpm
燃料供給:FI
変速機:6速
灯火類:LED
メーターパネル:フル液晶ディスプレイ
フロントフォーク:KYB製フルアジャスタブル倒立フロントフォーク
リアサスペンション:モノショック
フロントブレーキ:ブレンボ製ラジアルマウントモノブロックキャリパー / ダブルディスク
リアブレーキ:シングルディスク
ABS:ボッシュ製
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C(58W)
リアタイヤ:190/50ZR17M/C(73W)
燃料タンク容量:12L
燃費:19.1km/L
オイル容量:3.4L
車重:215kg
シート高:825mm
最小回転半径:3.4m
制御システム:トラクションコントロール / ライディングモード / ローRPMアシスト
メーカー希望小売価格 1,512,000円
どうして日本刀ではなくナタを造ったのか。
刀鍛冶が精魂込めて鍛錬したというよりも機械プレスでの大量生産のような感覚。
名車カタナの「GSX1100S」「GSX750S」「GSX400S」「GSX250SS」は他のメーカーの車種にはない斬新なデザインで個性の輝きがあったが、現行車はストリートファイターのスタイルとショートテイル、ショートマフラーでどのメーカーのどの車種を見ても似たようなデザインで個性がなく面白味がない。
スタイルやデザインには流行があるのかも知れないが、二輪も四輪も無難なデザインが面白さや楽しさ、カッコよさや憧れ、トキメキを感じなくなってしまって、バイク離れやクルマ離れの一因になってしまっているのではないのかと思ってしまいます。
新型「KATANA」を見るたびに、名車カタナの良さをあらためて思い知らされて、GSXの方に乗りたくなります。
Kawasakiの「Z」やGPZの「Ninja」のように、このような名車の伝統を受け継がない全く異なるスタイルのマシンに「KATANA」という冠をつけられて、往年のカタナ乗りはどのように思うのだろうか。
Hondaの「CB」のように、往年のクラシカルなスタイルの車種と現代のモダンなスタイルの車種をラインナップに混在させる経営戦略はメーカーがライダー主義であることの現われなのかも知れません。